仕事がなくなったら、どうする?
仕事を辞めたあと、すぐに次の仕事が決まらないこともあります。
そんなときに、生活と仕事探しを助ける制度があります。
🌸 この記事でわかること
・失業したら最初に何をするか
・基本手当をもらえる人
・ハローワークでの手続き
・いつからお金をもらえるか
・外国人が気をつけること
1.雇用保険ってなに?
雇用保険(こようほけん)は、
働く人の生活や、
次の仕事探しを支えるための制度です。
仕事を辞めて、
次の仕事を探している人は、
条件を満たすと
お金を受け取れる場合があります。
💡 「失業手当」って?
よく「失業手当」と呼ばれますが、
正式には雇用保険の
「基本手当(きほんてあて)」
といいます。
2.会社を辞めたら、誰でももらえる?
いいえ。
会社を辞めただけで、
全員が必ずもらえるわけではありません。
✅ 大切な条件
・今、仕事をしていない
・働きたいと思っている
・すぐ働くことができる
・実際に仕事を探している
📅 雇用保険に入っていた期間
原則として、
仕事を辞める前の2年間に12か月以上、
雇用保険に入っていた期間が必要です。
ただし、倒産や解雇など一定の場合は、
辞める前の1年間に6か月以上でも
対象になることがあります。
3.すぐ働けないときは?
基本手当は、
仕事を探していて、すぐ働ける人のための制度です。
🔎 たとえば
・出産や育児などで、今は働けない
・しばらく仕事をしないで休みたい
・今は仕事を探す予定がない
このような場合は、
すぐに基本手当を受けられないことがあります。
4.失業したら、まず何をする?
次の仕事が決まっていない場合は、
ハローワークで手続きをします。
① 会社から離職票を受け取る
② ハローワークへ行く
③ 「仕事を探します」と申し込む
④ 雇用保険の受給資格を確認してもらう
⑤ 仕事を探しながら、失業の認定を受ける
5.離職票ってなに?
離職票(りしょくひょう)は、
会社を辞めたことや、
退職理由などが書かれた大切な書類です。
📄 離職票を確認しよう
会社を辞めた理由が
正しく書かれているか確認しましょう。
⚠️ 退職理由が違うとき
「会社から辞めるように言われたのに、
自己都合と書いてある」など、
実際の理由と違う場合は、
ハローワークで
「退職理由が違います」
と伝えましょう。
6.ハローワークへ何を持って行く?
基本手当の手続きでは、
離職票などの書類が必要です。
🪪 マイナンバーが分かるもの
👤 本人確認ができるもの
🏦 本人名義の銀行口座が分かるもの
📷 必要に応じて写真など
※ 必要なものは状況によって違う場合があります。
行く前にハローワークで確認すると安心です。
7.すぐにお金をもらえるの?
手続きをしたその日に、
すぐ基本手当がもらえるわけではありません。
📅 まずは待期期間
7日間
まず、失業していることを確認する
「待期」という期間があります。
👤 自分の都合で退職した場合
正当な理由がなく自分の都合で退職した場合は、
7日間の待期が終わったあとも、
基本手当が支給されない期間があります。
2025年4月1日以降に退職した人は、
原則1か月の給付制限があります。
💡 退職理由によって違います
倒産や解雇などの場合と、
自分の都合で辞めた場合では、
基本手当を受け始める時期や
受けられる日数が違うことがあります。
8.いくらもらえるの?
基本手当の金額は、
みんな同じではありません。
💴 金額を決めるもの
・年齢
・雇用保険に入っていた期間
・退職した理由など
正確な金額は、
ハローワークで確認しましょう。
9.何日間もらえるの?
基本手当を受けられる日数も、
人によって違います。
📅 日数が変わるポイント
・雇用保険に入っていた年数
・仕事を辞めた理由
一般的な離職者の場合でも、
条件によって日数が変わります。
10.お金をもらっている間は何をする?
基本手当は、
次の仕事を探している人のための制度です。
そのため、
ハローワークなどで
求職活動を続けます。
🔎 求職活動の例
・ハローワークで職業相談をする
・求人について相談する
・対象となるセミナーなどに参加する
📅 失業の認定
原則として、
4週間に1回、
ハローワークで
失業していることの認定を受けます。
求職活動をしているかどうかも確認されます。
11.次の仕事が決まったら?
新しい仕事が決まったら、
ハローワークへ伝えましょう。
🌱 早く再就職した人
条件を満たす場合は、
再就職手当などの
対象になることがあります。
新しい仕事が決まったら、
ハローワークで確認しましょう。
12.外国人も基本手当を受けられる?
外国人でも、
雇用保険に加入していて
条件を満たしている場合は、
基本手当の対象になることがあります。
🛂 在留資格も確認しよう
雇用保険と在留資格は、
別の制度です。
基本手当の手続きをしただけで、
在留資格の手続きが終わるわけではありません。
🌏 退職後は入管の手続きも確認
在留資格によっては、
会社を辞めたときに
入管への届出が必要です。
また、
今の在留資格でどんな仕事を探せるかも
確認しましょう。
13.健康保険・年金も忘れないで
仕事を辞めると、
会社の健康保険や厚生年金から
外れることがあります。
健康保険
次に入る健康保険を
確認しましょう。
年金
国民年金への切り替えが
必要か確認しましょう。
失業したときの流れ
① 会社から離職票を受け取る
② ハローワークで仕事探しを申し込む
③ 基本手当の受給資格を確認してもらう
④ 求職活動をする
⑤ 失業の認定を受ける
⑥ 次の仕事を見つける
✅ 失業したときのチェック
□ 退職理由は正しく書いてある?
□ ハローワークへ行った?
□ 雇用保険の受給資格を確認した?
□ 仕事探しを始めた?
□ 健康保険を確認した?
□ 年金を確認した?
□ 外国人は入管の手続きも確認した?
🌸 ここだけ覚えて!
💼 失業したら、離職票を確認してハローワークへ行きましょう。
💴 条件を満たすと、雇用保険の基本手当を受けられる場合があります。
🔎 基本手当を受けながら、次の仕事を探します。
🌏 外国人は、雇用保険だけでなく在留資格の手続きも確認しましょう。
※ 基本手当を受けられるか、金額、支給される日数、
支給開始時期などは、一人ひとり違います。
詳しくは、住んでいる場所を担当するハローワークで確認してください。