日本で生活を始めるためには、まず住む場所を決めます。
会社の寮や学校の学生寮に住む場合は、 勤務先や学校の担当者に入居方法を確認しましょう。
自分でアパートやマンションを借りる場合は、 不動産会社などで部屋を探し、賃貸契約を結びます。
日本で初めて部屋を借りるときは、 家賃だけでなく、通勤・通学時間や初期費用なども確認することが大切です。
部屋を決める前に、まず次の5つを確認しましょう。
1.どこに住むか考えよう
部屋を探すときは、家賃だけで決めるのではなく、 毎日の生活を考えて選びましょう。
🏠 家賃・住居費
毎月、無理なく支払える家賃か確認しましょう。
住宅によっては、家賃のほかに管理費や共益費などが必要になる場合があります。
🚃 通勤・通学時間
勤務先や学校まで、どのくらい時間がかかるか確認しましょう。
距離が近くても、電車の乗り換えが多いと時間がかかることがあります。
💴 交通費
電車やバスを毎日利用する場合は、 毎月どのくらい交通費が必要になるか確認しましょう。
🛒 生活環境
部屋の周辺に生活に必要な施設があるか確認しましょう。
- スーパー
- コンビニ
- 病院
- 駅・バス停
- 市役所・区役所など
💰 初期費用
日本では、部屋を借りるときに、 家賃以外にもいくつかのお金が必要になることがあります。
契約する前に、 「入居するときに全部でいくら必要ですか?」 と確認すると安心です。
2.住むところを探す
部屋を借りたいときは、不動産会社へ相談します。
インターネットの不動産サイトを使って、 自分で部屋を探してから不動産会社へ相談することもできます。
会社員の方は勤務先、留学生の方は学校が、 住宅探しを手伝ってくれる場合もあります。
気になる部屋が見つかったら、 できれば実際に部屋を見てから決めましょう。
例えば、次のような点を確認します。
- 部屋の広さ
- 日当たり
- 周辺の音
- 駅までの道
- スーパーまでの距離
- 建物の状態
3.賃貸契約を結ぶ
住みたい部屋が決まったら、賃貸契約を結びます。
契約する前に、契約書の内容をよく確認しましょう。
特に確認したいのは、次のような内容です。
- 家賃
- 管理費・共益費
- 契約期間
- 契約を更新するときのルール
- 退去するときのルール
- ペットを飼えるか
- 喫煙のルール
- 駐輪場・駐車場
分からない日本語や契約内容があるときは、 分からないまま署名せず、説明してもらいましょう。
4.契約するときに必要なお金
日本では、部屋を借りるときに、 家賃以外のお金が必要になる場合があります。
よく使われる言葉を確認しておきましょう。
家賃(やちん)
部屋を借りるために、毎月支払うお金です。
敷金(しききん)
家賃を支払えなかった場合や、 退去するときに部屋の修理が必要になった場合などに使われるお金です。
礼金(れいきん)
部屋を借りるときに、大家さんへ支払うお金です。 一般的に返金されません。
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
部屋を紹介して契約を手伝った不動産会社へ支払うお金です。
火災保険料(かさいほけんりょう)
火事などに備える保険のお金です。
5.入居前に必要な手続きを確認しよう
部屋が決まったら、生活を始める準備をします。
必要に応じて、次の利用開始手続きを行います。
- 電気
- ガス
- 水道
- インターネット
電気や水道は、電話やウェブサイトから申し込みができる場合があります。
ガスは、利用開始時に係員の立ち会いが必要になる場合があります。 入居日が決まったら、早めに確認しましょう。
6.住宅のルールを確認しよう
日本の賃貸住宅には、建物ごとにさまざまなルールがあります。
例えば、次のようなものがあります。
- ごみを出す場所・曜日
- 騒音
- ペット
- 喫煙
- 駐輪場
- 共用部分の使い方
入居時にもらった案内や契約書を確認し、 住んでいる建物のルールを守りましょう。
困ったときは相談しよう
日本語での契約が難しい場合や、 住宅探しで困った場合は、一人で判断する必要はありません。
会社員の方は勤務先、留学生の方は学校の担当者へ相談する方法もあります。
分からない契約内容があるときは、 内容を理解してから契約することが大切です。
まとめ
日本で住む場所を決めるときは、 家賃だけではなく、通勤・通学時間、交通費、 生活環境、最初に必要なお金も一緒に確認しましょう。
部屋が決まったら、契約内容や必要な費用を確認してから 賃貸契約を結びます。
初めて日本で部屋を借りるときは、 分からない言葉や仕組みも多いかもしれません。 一つずつ確認しながら、自分に合った住まいを探しましょう。