日本には、外国人旅行者へ
日本の観光地や文化を外国語で案内する仕事があります。
その仕事に関係する国家資格が、
全国通訳案内士です。
・どんな仕事をするのか
・どんな外国語で受験できるか
・試験では何を勉強するのか
・外国人も受験できるか
・資格がなくても観光案内できるのか
・合格したあとの手続き
1.全国通訳案内士ってなに?
全国通訳案内士(ぜんこくつうやくあんないし)は、
外国人旅行者に付きそい、
外国語を使って日本の旅行について案内する人です。
国家試験に合格し、
都道府県へ登録した人が
「全国通訳案内士」と名乗ることができます。
外国語を使って、
日本の観光地・歴史・文化・食事などを
外国人旅行者へ分かりやすく伝える仕事です。
2.「通訳」だけする仕事なの?
いいえ。
全国通訳案内士は、
外国語を日本語に訳すだけの仕事ではありません。
日本についてのいろいろな知識を使って、
旅行者が日本を楽しめるように案内します。
🗻 日本の地理・観光地
⛩️ 神社やお寺
🍣 日本の食文化
🎎 伝統文化・行事
🚃 日本での移動や旅行のルール
3.どんな仕事をするの?
働き方はいろいろあります。
🏯 観光地や文化施設を説明する
🚶 街歩きツアーを案内する
🍱 日本の文化や食事を紹介する
✈️ 旅行会社のツアーに同行する
🗣️ 外国語で旅行者をサポートする
会社に所属する人もいれば、
フリーランスとして仕事をする人もいます。
4.どんな外国語で受験できる?
全国通訳案内士試験では、
受験する外国語を1つ選びます。
🇨🇳 中国語 🇮🇹 イタリア語 🇵🇹 ポルトガル語 🇷🇺 ロシア語
🇰🇷 韓国語 🇹🇭 タイ語
5.試験では何を勉強するの?
全国通訳案内士試験では、
外国語だけではなく、
日本についての知識も必要です。
読む・訳す・説明する力を
確認します。
都道府県・観光地・地図などを
学びます。
日本の歴史や文化について
学びます。
日本の産業・経済・政治・文化などを
学びます。
実際の観光案内で必要な
知識を学びます。
6.筆記試験だけではありません
全国通訳案内士試験には、
筆記試験と
口述試験があります。
外国語・日本地理・日本歴史・
一般常識・通訳案内の実務
選んだ外国語を使って、
実際に案内する力を確認します。
7.外国人も受験できる?
はい。
全国通訳案内士試験は、
年齢・性別・学歴・国籍などに関係なく受験できます。
自分の母国語を使って、
日本を紹介できることは大きな強みです。
さらに日本の歴史・文化・地理を学ぶことで、
日本と海外をつなぐ仕事につながる可能性があります。
8.語学力だけではなく、日本を知ることが大切
外国語が上手でも、
日本について説明できなければ
観光案内はできません。
日本の歴史+
日本の地理
+
日本文化
+
おもてなし・案内する力
いろいろな知識を組み合わせることで、
外国人旅行者に「日本っておもしろい」と感じてもらえる案内ができます。
9.資格がなくても通訳ガイドはできる?
ここは大切なポイントです。
現在は、
全国通訳案内士の資格がなくても、
お金をもらって外国語で観光案内をすることができます。
いいえ。
国家試験に合格し、
登録した人だけが
「全国通訳案内士」
という名称を使うことができます。
外国語だけでなく、
日本の歴史・地理・文化・案内実務などを
学んだことを示せる資格でもあります。
10.試験に合格したら、すぐ全国通訳案内士?
試験に合格しただけでは、
まだ登録は終わっていません。
11.登録したあとも勉強は続きます
全国通訳案内士は、
登録したら終わりではありません。
全国通訳案内士は、
原則として5年に1度、
観光庁に登録された研修機関の研修を
受ける必要があります。
旅程管理や災害時の対応など、
実際の案内に必要なことを学びます。
12.全国通訳案内士の魅力
🗾 日本について深く学べる
🌏 海外の人と交流できる
🎎 日本文化を世界へ伝えられる
✈️ 観光・旅行の仕事につながる
🌸 日本と海外をつなぐ仕事ができる
13.受験したいときは?
試験日、申込期間、受験方法などは
年によって変わります。
受験するときは、
JNTO(日本政府観光局)の公式サイトで
最新情報を確認しましょう。
□ 日本の歴史に興味がある?
□ 日本の地理・観光地を学びたい?
□ 日本文化を外国人へ紹介したい?
□ 人と話したり案内したりすることが好き?
□ 日本と海外をつなぐ仕事に興味がある?
🌸 ここだけ覚えて!
※ 試験制度、試験日、科目、申込方法、登録・研修制度などは変更されることがあります。
受験するときは、JNTO(日本政府観光局)および観光庁の公式サイトで最新情報を確認してください。