家を借りる、買う、売る。
日本では、不動産の取引に関する専門家がいます。
その代表的な資格のひとつが、
宅地建物取引士(宅建士)です。
・どんな仕事をするのか
・宅建士だけができる仕事
・試験では何を勉強するのか
・外国人も受験できるのか
・外国語と宅建をどう活かせるか
・合格したあとの手続き
1.宅建士ってなに?
宅建士(たっけんし)は、
正式には
宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)
といいます。
家や土地などの
不動産の取引に関する国家資格です。
家や土地を売ったり、買ったり、借りたりするときに、大切なことを説明する専門家です。
2.宅建士はどんなところで働く?
宅建士の知識は、
不動産に関係するいろいろな仕事で役立ちます。
🏠 家やマンションを売る会社
🔑 賃貸の部屋を紹介する会社
🏗️ 建設・住宅関係の会社
🏦 不動産に関係する金融の仕事
📋 不動産管理などの仕事
ただし、
不動産会社で働く人が全員、宅建士である必要はありません。
宅建士だからこそできる仕事もあります。
3.宅建士だけができる大切な仕事
不動産の取引では、金額がとても大きくなることがあります。
契約したあとに
「知らなかった」
「聞いていなかった」
というトラブルが起きないように、
宅建士が大切なことを説明します。
契約する前に、
家や土地についての大切な情報を
お客様に説明します。
これを
「重要事項説明」
といいます。
重要事項をまとめた書類に、
宅建士が記名します。
売買や賃貸の契約が成立したときに交付する
契約内容の書面にも、
宅建士が記名します。
4.宅建試験では何を勉強するの?
宅建試験では、
家や土地の取引に必要な法律やルールを勉強します。
契約や所有権などの
法律を勉強します。
不動産会社が守る
ルールを勉強します。
土地や建物についての
ルールを勉強します。
不動産に関する税金や、
土地・建物についての知識なども勉強します。
5.宅建試験はどんな試験?
宅建試験は、
原則として年に1回行われます。
📝 問題数:50問
⏰ 試験時間:2時間
🔢 4つの答えから1つを選ぶ試験
6.外国人も宅建試験を受けられる?
はい。
日本国内に住んでいる人であれば、
年齢や学歴に関係なく受験できます。
外国籍だから受験できない、
という試験ではありません。
ただし、試験では
日本の法律や難しい日本語がたくさん出てきます。
7.外国語と宅建を組み合わせると?
日本で暮らす外国人が増えると、
外国人のお客様が家を探す場面もあります。
そんなとき、
日本語だけでなく外国語も話せることは
強みになることがあります。
ベトナム語 + 宅建
母国語 + 日本語 + 宅建
・家を借りるときの説明
・不動産会社での外国人対応
・海外のお客様への案内
不動産の知識と語学力を組み合わせることで、
自分ならではの強みを作ることができます。
8.外国人には日本語の勉強も大切
宅建試験では、
法律のことばがたくさん出てきます。
普通の日本語より難しい言葉もあります。
・難しい言葉をやさしい日本語に直す
・図を使って覚える
・過去の問題を何度も解く
・毎日少しずつ勉強する
9.試験に合格したら、すぐ宅建士?
ここは大切なポイントです。
試験に合格しただけでは、
まだ正式な「宅地建物取引士」ではありません。
資格登録には、
宅地・建物の取引に関する
2年以上の実務経験などの条件があります。
実務経験が足りない場合は、
国土交通大臣の登録を受けた
「登録実務講習」を修了することで、
実務経験と同等の能力があるものとして
登録できる場合があります。
10.宅建試験を受けたいときは?
試験日、申込期間、受験料などは
年によって変更されることがあります。
受験するときは、
公式サイトで最新情報を確認しましょう。
□ 日本の法律を勉強してみたい?
□ 不動産会社で働いてみたい?
□ 難しい日本語も少しずつ勉強できる?
□ 過去問題を繰り返し勉強している?
□ 自分の語学力も仕事に活かしたい?
🌸 ここだけ覚えて!
※ 試験制度、申込期間、試験日、受験料、
登録手続などは変更されることがあります。
受験・登録するときは、不動産適正取引推進機構や国土交通省などの
公式情報を確認してください。