プロフィール
Emily Carter(エミリー・カーター)/アメリカ出身
32歳。大学時代に日本へ留学し、卒業後は日本で就職。
日本文化や地域の活動に興味を持ち、よさこいにも参加しています。
日本に来る前、私は
「日本人はシャイ」
「少し距離がある」
と聞いたことがありました。
実際に日本で暮らし始めたころも、
最初は少しそう感じていました。
知らない人同士で気軽に話すことは少なく、
アメリカとは人との距離感が違うように感じたからです。
そんな私の印象が変わったきっかけが、
よさこいでした。
ある日、街でよさこい祭りを見かけました。
音楽に合わせて、
色鮮やかな衣装を着た人たちが笑顔で踊っていて、
子どもから大人まで一緒に楽しんでいました。
私はすぐに、
「私も踊ってみたい!」
と思いました。
その後、地域のよさこいチームに参加することになりました。
最初は振り付けを覚えるのも大変で、
日本語の説明が分からないこともありました。
でも、困っていると、
「大丈夫?」
「ここ、一緒にやってみよう」
と、何度も声をかけてもらいました。
練習を重ねるうちに、
私は少しずつチームの一員になっていきました。
そこで感じたのは、
日本人のあたたかさだけではありません。
長い時間をかけて練習し、
衣装や音楽を大切にしながら、
地域の人たちと一緒に伝統を受け継いでいく姿を見て、
日本の人たちは、自分たちの文化を
本当に大切にしているんだ
と感じました。
最初は「少し距離がある」と思っていた日本人。
でも、よさこいを通して分かったのは、
近づいてみると、とてもあたたかく、
仲間を大切にする人たちがいるということでした。
そして私は、
日本の伝統や文化に対して、
以前よりもっと愛着と尊敬を持つようになりました。
日本文化は、見るだけでも素敵です。
でも、その中に自分から入ってみると、
もっと深く知ることができます。
私にとって、そのきっかけが
「よさこい」でした。